死亡の通知は、電話でもかまいません。
死亡直後の通知は、目上の人であっても電話でかまいません。遺族、親族全体にしなくて
も、近親者から必要な親族に知らせるのがならわしです。親族の他知らせなけれぱならな
いのは勤務先、親しい友人、学校、仕事の関係先、隣近所などです。(但しこの場合は、
葬儀日程の決定後が最適です)勤務先へは、直属の上司、学校へは担任の先生などに通知
すると共に「皆様によろしくお伝え下さいませ」と必要な関係先への連絡をお願いします。
隣近所の人たちへの通知も忘れずに。昔ほどではないにしろ、通夜や葬式に近所の人が手
伝ってくれる地域は、都市といってもまだ多いようです。町内会で世話役を引受けたり、
受付用のテントを出してくれたり、何かとめんどうをみてくれる所も少くありません。
隣近所への連絡は、親しい人に頼んだり、町内会へは会長の家が役員へ電話して、皆に知
らせてもらうようにします。
(注 意)死亡通知状作成は、現在あまり行わないません。印刷に時間がかかりますし、
当日通夜、翌日葬儀、告別式というケースが多いため、通知状の意味がなくなっているか
らです。最近はファックスなどを利用して通知することがほとんどです。