葬儀は遣族だけで、すべてを取りしきれるものではありません。親戚、友人町内会の人に
お手伝いを引きうけてもらうことになります。人数が決まったら、役割の分担をします。
世話役
あらかじめ喪主や葬祭サービス店、僧侶とよく打ち含わせをしておき、自分は、動かず各
係の動きがスムーズに行くように配慮することが大切です。現在は葬儀社がこの役割のほ
とんどをしています。
会計係
香典計算から支払い計算まで、葬儀に関する現金の一切を取りしきります。前もって、弁
当、精進落し料理の手配をし、火葬場への心づけも用意します。(ほとんど葬儀社がいた
します)出棺を見送ったら、香典の計算や支払いの精算をしておきます。
受付係
受付係は、通夜を含めて会葬者記帳簿、香典供物記帳簿、名刺入れなどを用意します。
(ほとんど葬儀社が準備いたします)弔電は進行係へ、香典は会計係へそれぞれ回します。
出棺を見送ったら記帳簿を整理しておきます。受付係は2人以上は必要です。
携帯品係
会葬者が式場又は控室に入る前に携帯品をあずかります。合い札を用意し、携帯品を
整理するようにします。
会場係
会場の順路を明示し葬儀当日は会葬礼状を手渡します。式が始まったら会葬者を案内し、
焼香の間があかないように気をつけます。出棺後は、会場を片付け、ご遺骨迎えの準備を
しご遺骨を迎えたら清めのしおを撒きます。(清め塩は特に浄土真宗では使いません)
接待係
会場の控え室や火葬場での茶菓の用意をし、通夜ぶるまいの接待、式当日の控え室での茶
菓の接待、火葬場での接待をするようにします。
配膳係
会計係と連絡しつつ、通夜ぶるまいの酒や料理の手配をします。什器などの用意をし、当
日は弁当、精進落し料理を出すようにします。
進行係
喪主、世話役代表とよく葬儀進行を確認をしておきます。
又、火葬揚へ行く会葬者を確認し、自動車係とよく打ち合わせておき、火葬場へ行くとき
混乱がおこりがちなので注意します。
自動車係
あらかじめ、駐車場、火葬場へのマイクロバス、道順図など手配しておきます。
当日は、会葬者の車、霊枢車や伴車マイクロバスなどの誘導を行ないます。